【太りにくいお酒】ダイエット中もおすすめ!太らない種類のお酒の選び方や飲み方

「お酒を飲むと太ってしまう」「痩せるためにはお酒はNG!」という思っている方も多いはず。実際は、お酒の飲み方や選び方によって太りやすさは変わってくるため、飲む種類を選ぶことでダイエット中でもお酒を楽しめるのです。この記事では太らないお酒の特徴や種類、太らない飲み方やおつまみも紹介していきます。太りやすいお酒もピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。

■お酒を飲むと太る理由は?

カロリーがないことを指す「エンプティカロリー」。エンプティカロリーと呼ばれるお酒を飲んで、太ってしまう理由はどこにあるのでしょうか?太る原因を解説していきます。

<お酒を飲むと太るといわれる原因>

  • ・アルコールにもカロリーはある
  • ・代謝が低下して太りやすい状態になる
  • ・おつまみがすすみ食べ過ぎてしまいやすい

それでは、それぞれ解説していきましょう。

・アルコールにもカロリーはある

アルコールのカロリーは、1gにつき、約7.1kcal。代謝によって約5kcalを消費し、体重増加はないと言われていますが、もちろん余ってしまったカロリーは内臓脂肪へと変わっていきます。

・代謝が低下して太りやすい状態になる

体内に入ったアルコールは、ミネラルやビタミン、酵素などを使って肝臓で優先的に代謝(分解)されていきます。肝臓は、タンパク質や脂質も代謝してくれる臓器ですが、アルコールばかりを代謝させていては、おつまみに含まれた栄養素は体内に残ったまま。代謝に必要な酵素類はアルコールに使われ、その他の代謝が落ち、脂質やタンパク質は脂肪へと変わっていくのです。

・おつまみがすすみ食べ過ぎてしまいやすい

アルコールには、食欲を抑制させるホルモン「レプチン」を一時的に減少させてしまう作用があります。さらに、満腹中枢を麻痺させてしまう作用も。さらに揚げ物や濃い味つけをされたものが多いおつまみは、つい食べすぎてしまい、体重増加につながります。

■お酒の基礎知識!太らないお酒の特徴とは

太らないお酒もあります。特徴を知っておきましょう!

<太らないお酒の特徴>

  • ・ 糖質が低い
  • ・ カロリーが低い
  • ・ 割るものに糖分が入っていない

それぞれの特徴についてみていきましょう。

・糖質が低い

お酒が太ると言われる原因の一つは、お酒に含まれる糖質(炭水化物)が多いから。蒸留酒などの糖質が低いお酒であれば、太りにくいと言えるでしょう。ただし、糖質が0であったとしても、カロリーが0とは限らないので注意が必要です。

・カロリーが低い

カロリーが低いお酒も太りません。アルコール度数が高い、または糖質が多いお酒は、カロリーが高めなので注意が必要。しかし、アルコール度数が高いお酒は、他の飲み物で割ることでアルコールのカロリーが抑えられます。

・割るものに糖分が入っていない

お酒を割るものに糖分が含まれていれば、上記で挙げた糖分やカロリーの低いお酒に該当しなくなります。お茶や水、炭酸水などのほとんどカロリーがない飲み物で割ることが理想です。

カロリーが少ないことも大切ですが、なんといっても糖分を抑えることが重要のようです。0カロリーでも糖分が含まれていることがあるので注意しましょう。晩酌をしても、太らないお酒なら安心して飲めますね♪

■ダイエット中ならこれ!太りにくいお酒6選

ダイエット中でも楽しめる、太りにくいお酒を紹介していきます。

・焼酎

麦、米、芋などが原材料となる焼酎。炭水化物が使われているため、太りやすいのでは?と思う人もいるはず。焼酎は、製造過程で糖分がカットされる「蒸留酒」という種類のため、糖質はほとんど含まれていません。黒糖やそば、しそなどさまざまな焼酎があるので、お気に入りを探してみるのもいいですね♡

・ウイスキー

ウイスキーも焼酎同様、蒸留酒のため糖分は含まれていません。ロック、ストレート、水割りなど、いろいろな楽しみ方があるのも魅力です。

・ウォッカ

こちらも蒸留酒。ただし、アルコール度数が高く、ジュースなどの甘い飲み物と割られることが多いため注意が必要です。

・ハイボール

ウイスキーを炭酸で割って作るのがハイボール。もちろん炭酸水とウイスキーの組み合わせであれば、糖分やカロリーは抑えられます。ですが、ジンジャーエールやコーラなどの甘い飲み物で割ると太りやすいお酒に変わってしまいます。

・ジン

ジンにも糖分は含まれていません。ただしジントニックに使われるトニックには砂糖が含まれます。ジンを使ったカクテルは、砂糖を含む飲み物で割ることが多いので要注意!水や炭酸水で割るのが太らない秘訣です。

・生レモンサワー

スピリッツなどの蒸留酒をベースに使ったレモンサワーも太りにくいお酒です。フルーツ果汁は入りますが、レモンは糖度が低いので、糖分の面でも安心。レモンシロップを使ったレモンサワーにすると、砂糖が含まれてしまうので、必ずレモン果汁を絞ったものにしましょう。

蒸留酒自体は糖分が含まれないため、太りにくいお酒だと言えますが、何で割るかによって変わってきます。割るときは必ず無糖の飲み物を選びましょう。

■飲み過ぎには注意して!太りやすいお酒5選

ここからは太りやすいお酒をご紹介します。どのお酒も太るお酒ランキング上位にラインナップされる可能性大なので、要チェックです。

・ビール

糖質が多く含まれるだけでなく、食欲増進させる作用があるビールは、アルコール度数も低いので、飲み過ぎてしまいがち。飲み過ぎは、糖質やカロリーを多く摂ることにもつながります。

・日本酒

米と水、米麹を原料とする日本酒は、糖分やカロリーが高いお酒です。太りやすいお酒だと言えるでしょう。

・梅酒

蒸留酒に、たくさんの氷砂糖と青梅を漬けこんで作る梅酒。たっぷりと砂糖を使うので、もちろん糖分やカロリーが高いお酒です。飲めば飲むほど糖質を摂ることになるので、1番太るお酒と言えるでしょう。

・マッコリ

マッコリは、美容や健康にいいイメージがありますが、糖質は高め。甘く飲みやすいため、飲み過ぎに注意です。

・カクテル

アルコール度数の高いお酒を、リキュールやシロップ、ジュースなどを加えて作るカクテル。砂糖がたくさん入ったものが多いので、太りやすいお酒だと言えます。辛口のジンジャーエールでも加糖のものがあるので注意したいですね。

・ワイン

糖質ランキングではビールに次いで糖質が多いとされているお酒。蒸留酒と比べるとアルコール度数も低く、飲みやすいので飲み過ぎにも注意が必要です。

やはり気をつけるべきは糖分!甘く、飲みやすいお酒ほど注意が必要です。コンビニやスーパーなどでも売られている、缶チューハイには思っていた以上に砂糖が含まれている場合があります。糖分のチェックは忘れずにした方が良さそうです。

■知っておこう!お酒の太りにくい飲み方・太らない飲み方

飲み方に気をつければ、ダイエット中でもお酒を楽しめますよ♪

<太りにくいお酒の飲み方>

  • ・飲み過ぎに気をつける
  • ・お茶や水、炭酸水などで割って飲む
  • ・水も一緒に飲む
  • ・ゆっくりしたペースで飲む
  • ・空腹状態でいきなりお酒を飲まない

以下、詳しく説明していきます。

・飲み過ぎに気をつける

太りにくいお酒でも、たくさん飲めば糖分やカロリーをたくさん摂取することになります。アルコールの作用で、食べすぎてしまうこともあるので適量を守りましょう。

・お茶や水、炭酸水などで割って飲む

アルコール度数を下げられるので、お酒は何かで割って飲むことがおすすめです。ただ、ジュースなどの甘いもので割ってしまうと糖分やカロリーが高くなるため、無糖でカロリーの低いもので割るのがおすすめです。

・水も一緒に飲む

アルコールを分解するためには、大量の水分が必要。お酒と同量の水を飲むと、酔いにくくなり、お腹もいっぱいになるので食べすぎの予防にもなります。

・ゆっくりしたペースで飲む

ゆっくりと味わってお酒を飲むことで、アルコールの摂取量が控えられ、太らないお酒の飲み方へとつながります。また一気飲みなど、一度にたくさんのアルコールを摂る行為はとても危険です。急性アルコール中毒の心配も出てくるので、お酒はゆっくりと飲むようにしましょう。

・空腹状態でいきなりお酒を飲まない

空腹時にお酒を飲むと、アルコールがすぐに吸収されて酔ってしまいます。お酒の種類によっては糖質も同時に吸収されるため、太る原因につながることも。何かお腹に入れてからお酒を飲むようにしましょう。

■太らないお酒のおつまみおすすめ5選

カロリーの少ないお酒や糖分の少ないお酒を飲んだとしても、高カロリーのおつまみをたくさん食べれば太ってしまいます。こちらでは太らないおつまみを紹介していきます。

・枝豆

おつまみの定番!低糖質、低カロリーの枝豆はおすすめのおつまみですね。

・野菜スティック

こちらも枝豆同様の低糖質、低カロリー。マヨネーズやドレッシングなど、つけすぎないようにしましょう。

・冷奴

あっさりとして飽きのこない冷奴。炭水化物と置き換えるのもおすすめです。

・お刺身

魚のお刺身も良いですが、貝類やイカのお刺身は魚よりも低カロリーで、より太りにくいおつまみです。

・焼き鳥

カロリーの低い焼き鳥は、太りにくいおつまみのひとつです。食べ応えもあるため、上記のおつまみでは物足りないときにはぜひおすすめ。ただし、タレには糖分が多く含まれることが多いので、塩がいいですね。

太りにくいお酒のつまみは、カロリーを意識するとよいでしょう。ただし、食べ過ぎには要注意です。

■お酒を飲んだ翌日の過ごし方にも注意して!

お酒を飲むときは、どうしても食べ過ぎになりがち。「食べ過ぎた」と感じたら、翌日の食事で量やカロリーを調節するのも大切です。さらに、運動でカロリー消費をすれば、代謝が良くなり、痩せやすくもなるでしょう。

■太りにくいお酒をマスター!選び方や飲み方に注意すればダイエット中でも楽しめる!

寝酒など、毎日の習慣としてのお酒を飲むと、太ることは避けられません。太るのが気になるのであれば、休肝日を設けましょう。ダイエット中に何を飲もうか迷ったら、ぜひこの記事で紹介した太りにくいお酒や、太りにくい飲み方をチェックしてみてくださいね。

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